• ザームラント1945 SAMLAND 1945

    小林源文

    戦争劇画の第一人者・小林源文が最後のドイツ東部戦線での悲劇的な撤退戦を描く。

    1944年8月、物量で勝るソ連軍が大攻勢をかけ、遂にドイツ中央軍が壊滅。勢いに乗ったソ連軍はドイツ領である東プロイセンに迫る。絶対に手放せない東プロイセン・ザームラントを死守するため、ドイツ兵・サジェールの絶望的な戦いが始まる。

    ●目次
    図解「東プロイセン ザームラント周辺図」
    「ザームラント1945」本編

    初出/コンバットコミック(日本出版社)1997年2~6月号、歴史群像(学習研究社)No.76~81

  • カンプグルッペZbv Kampfgruppe Zbv

    小林源文

    戦争劇画の第一人者・小林源文がドイツ東部戦線で戦う懲罰部隊を描く。

    敵前逃亡などの戦争犯罪者のみを集めた懲罰部隊「ガンプグルッペZbv」。彼らは味方からも消耗品扱いされる日陰者の集団だ。そんな彼らは、激戦地・東部戦線に送り込まれ過酷な最前線に投入されてしまう。果たして生き伸びることはできるのか?

    ●目次
    第1~7章

    原版:「カンプグルッペZbv 完全版」2003年2/28発行

  • ゲルマンの騎士―W.W.2ドイツ軍戦記―

    小林源文

    戦争劇画の第一人者・小林源文が興味深いと感じたドイツ軍のエピソードを
    11作短編形式で描く。

    ルーデル大尉は、時代遅れのスツーカ(急降下爆撃機)の両翼に37ミリ機関砲を付け、即席の対戦車攻撃機にし、出撃する。不屈の闘志を持つルーデルはソ連製戦車を次々と撃破していく。だが、ドイツをめぐる情勢は日増しに厳しさを増していく。ルーデルは生き延びることができるか?

    ●目次(初出)
    1.カノンフォーゲル 大砲鳥
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1990年11月号
    2.鷲の日 あるいはハンスの厄日
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1996年11月号
    3.スターリングラード42/43
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1993年11月号~1994年1月号
    4.闇の眼
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1996年10月号
    5.B-17
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1991年8月号
    6.カッシーノの緑の悪魔
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1996年10月号
    7.ノルマンディー1944
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1994年7~9月号
    8.クールラント1944
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1989年4月号
    9.ガーランド 最後の戦い
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1996年9月号
    10.ベルリン1945
    初出/コンバットコミック(日本出版社)1989年5月号
    11.イギリス本土侵攻作戦
    初出/特攻大作戦 奇想艦隊コミックスペシャル1(徳間書店)
    コラム「図解 ドイツ軍砲兵の戦い」※描き下ろし
    コラム「解説”W.W.IIヨーロッパ戦記”」※書き下ろし

  • 独ソ戦シリーズ(4)ツィタデル作戦

    小林源文

    戦争劇画の第一人者・小林源文が史上最大の戦車戦「クルスク会戦」を描く。

    スターリングラード攻防戦で敗れたドイツ軍は、起死回生を狙い1943年夏、クルクス突出部を狙う「ツィタデル作戦」を敢行した。クルスクの地でドイツ軍2800輌、ソ連軍3000輌の戦車が激突した史上最大の戦車戦を克明に描く!

    ●目次
    図解「東部戦線全域図」
    図解「ツィタデル作戦 独ソ兵力配置図」
    「ツィタデル作戦」本編

    初出/歴史群像(学習研究社)No.62~70

  • ヴィットマン戦記1943 MICHAEL WITTMANN 1943

    小林源文

    戦争劇画の第一人者・小林源文が独ソ戦で活躍したヴィットマン少尉の活躍を描く。

    1943年夏、ドイツ東部軍はクルスク突出部の失地回復を目指し攻勢に出る。実在の戦車エース・ミハエル・ヴィットマン少尉の属するティーゲル戦車部隊はソ連軍に大打撃を与えた。だが、作戦自体はソ連軍の反攻にあい、失敗。戦術的後退を余儀なくされる。この不利な状況に、ヴィットマンを中心とした戦車部隊の戦いぶりを忠実に描写する!

    ●目次
    Act.1「プロホロフカ大戦車戦」
    Act.2「東部戦線再び」
    Act.3「ブルーシロフの攻防」
    Act.4「ラドムィーシル攻防戦」
    Act.5「防御戦闘」
    Act.6「チェルカースィ解囲戦」
    Act.7「新たなる戦場」
    読切「ウサギの黒騎士 第4話」
    読切「源文先生の仕事場」

    初出/歴史群像(学習研究社)No.82~87、「ウサギの黒騎士 第4話」:描き下ろし(初出:コミック「装甲擲弾兵」)、「原文先生の仕事場」:描き下ろし(初出:コミック「Cat Shit One 第2巻」)

  • 0センチの片想い

    みつき和美

    たとえば…あなた以外の人に抱かれているところを
    見られたら……。
    それはもちろん修羅場が待っている。
    …のはずだったけど、彼氏の尊は取り乱すこともなく冷静だった。
    ドラマチックを求める遥と温厚な尊との物語は
    ハッピーエンド?それとも……?

    高校時代からの付き合いの二人。
    社会人になってからはお互いの家を行き来する生活。
    食事して、Hして……。
    最近この関係が落ち着き過ぎてマンネリ化してると感じる遥。
    好きな気持ちは私の方が大きくて、これって倦怠期!?

    そんな時、高校時代の友人・西島と再会する。
    二人の関係を相談する遥に、西島は浮気現場を見せて反応を確かめようと言う。
    運命のいたずらか…通りの向こうに尊が現れる――!